冬の京都を観光する方へ|嵐山の温泉についてご紹介
詳しく読む
京都に観光に行かれる予定の方の皆さん!
せっかくなら、着物を着ていきたいと思いませんか?
しかしながら、京都はお寺や神社が多いので、階段も必然的に多く、着物を着ると少し歩きづらいです。
今回は、階段が多い京都の観光地を安全に楽しく着物で観光していただくために、いくつか注意していただくポイントをご紹介します。
まずは京都のどこが階段や坂道のある観光地なのかご紹介します。
伏見稲荷大社は、「千本鳥居」で知られる、京都市伏見区にある京都で一番人気のある神社です。
京都駅からJR奈良線でおよそ5分の稲荷駅前です。
頂上までは、30~40分程度かかってしまいますが、途中の千本鳥居は階段の段差も緩やかなので、着物でも安心して観光していただけます。
清水寺は、京都市東山区にある寺院です。
こちらも、伏見稲荷大社と同様に、京都の観光地を代表する人気の高さです。
清水寺は、京都駅からバスで15分程度です。
京阪清水五条駅から、徒歩で行くことも可能ですが、20~25分程度かかってしまいます。
清水寺はお寺のふもとにある、お土産屋さんが立ち並ぶ坂が有名です。
かなり多くの観光客が訪れるため、着物を着て観光される際は、階段を上るときなどは裾を少し持ち上げる、周りの人に踏まれてしまわないように注意するなど、着物が汚れないように気を付けましょう。
金閣寺は、京都の一番北西側に位置する黄金の非常に美しい京都の寺院です。
金閣寺へのアクセスは、JR京都駅や阪急河原町駅から市バスを利用するのが一般的です。
また、周辺にも「龍安寺」や「仁和寺」などの有名な観光スポットがあるので、着物での京都の町の散策におすすめなお散歩コースです。
着物を着る際には、草履や下駄を履かれると思います。
そのため、草履がパタパタとしないよう、鼻緒の前の部分を足の親指と人差し指でしっかりと挟んで歩きましょう。
階段を上り下りする際には、荷物を片手に持ち、裾を少しつまみあげて地面を擦らないようにするのがお勧めです。
また雨が降るときには、大雨の場合は雨ゴートに爪皮のついた雨用の下駄を履きますが、少々濡れても問題ない雨の場合は、広げると大きくなる折り畳み傘を持っておくと便利です。
初めから、大きい傘を持っていると、畳んだ時に傘が着物に触れて濡れてしまうことがあります。
今回は、階段が多い京都の観光地を安全に楽しく着物で観光していただくために、いくつか注意するべきポイントをご紹介いたしました。
着物で歩くと、普段より時間がかかってしまうこともあるので、事前にプランを立てたり、バスやタクシーなどの交通機関を活用したりすることをお勧めいたします。