自分に似合う着物の色とは?|祇園四条を着物で観光する女性必見
詳しく読む
京都観光の大定番といえば清水寺がありますよね。
修学旅行などで誰もが一度は行ったことがある清水寺ですが、その歴史を知っているという方は案外少ないではないでしょうか。
そこでこの記事では皆さんがあまり知らない京都観光がより楽しめる清水寺の歴史についてお話します。
ユネスコの世界文化遺産にも登録されている清水寺は正式名称、音羽山清水寺と言います。
皆さんのご想像通りその歴史はとても古く、約1200年遡り778年に開創されました。
祇園の音羽山に位置し、13万平方メートルの広い境内を構える寺院ですが、開創以来10度以上の火災にあいましたが、何度も再建されてきました。
先程の通り清水寺の開創は778年、日本はその時奈良時代でした。
坂上田村麻呂が音羽山に狩りに来ていたところ、観音様のお告げで音羽山に入っていた延鎮上人と出会ったことが清水寺の始まりです。
坂上田村麻呂は妻の安産のお祈りのために音羽山で狩りをしていました。
しかし出会った延鎮上人にお祈りのために殺生をすることを罪と説かれました。
これに感銘を受けた坂上田村麻呂は音羽山にお堂を建てこれが現在の清水寺の元になっていると言われています。
その後は、810年に正式の寺院として認められましたが、しばらくの間は興福寺の支配下に置かれました。
そのために延暦寺などの寺院と対立することが多く争いに発展、いくどか戦火による消失を経験しました。
皆さんはこのことわざを聞いたことありますか?
これは運を天にまかせるといった意味を持つことわざですが、これはただのことわざではありません。
実際に飛び降りた人が多くいるのです。
1700~800年代に清水の舞台から飛び降りると成仏できると信じられていたためこういったことが起こってしまいました。
1872年にようやく政府が清水の舞台からの飛び降りを禁止し、柵を張るなどの対策を取りました。
実際に多くの人が飛び降りていたと聞くと少し複雑な気持ちになってしまいますよね。
清水の舞台へ行っても皆さんは間違っても飛び降りないようにしましょうね。
今回は観光地としてあまり知られていない歴史についてご紹介しましたがいかがでしたか?
この記事でご紹介した歴史の知識を知ってからいく清水寺は前回行かれたときとは一味変わったものになるでしょう。
そんな時いつもの私服ではなく着物を着てみても面白いかもしれません。
そう思われた方はぜひ京なでしこへ、ご連絡ください。