冬の京都を観光する方へ|嵐山の温泉についてご紹介
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京都は数多くの観光名所があり、日本の文化や歴史を楽しみたいという人にとっては、この上なく魅力的な街です。
昔の日本文化を街の至る所から感じられる京都という街を、日本の伝統的な衣装である着物を着て散策してみたいという方は大勢いらっしゃいます。そのような人のニーズに応えるために、京都には着物をレンタルしている場所も数多くあります。
しかし、京都は盆地の上に位置しており、冬になると厳しい寒さに襲われるため、着物での観光を躊躇ってしまう人もいることでしょう。
そこで、今回は、冬の京都で着物レンタルをする際に気を付けるべき寒さ対策についてご紹介します。
着物の下にインナーとして防寒具を着ることによって、寒さ対策を施すことが可能です。
人間の体温は、体の中心である肝臓などの発熱器官から遠い部位である、足などから順に冷えるようになっています。
そのため、冬の京都を観光する際は体温が足先から奪われることを防ぐためにも、ヒートテックなどの発熱素材のものを着用する、足袋を冬用の防寒素材で作られたものにするなどの工夫を施すことを推奨します。
和装の下にヒートテックを着込むという対策方法は、今となっては一般的なものですので、着物に現代的な下着を着用することが、マナー違反にならないか心配だと感じる人も、安心して着用してください。
インナーとしてヒートテックを着用する場合は、着物の袖や襟足から、インナーが見えてしまわないように注意しましょう。
着物の下に重ね着をしていることが周囲の人に気付かれる心配を排除することによって、おしゃれな着物での京都観光を最大限に楽しめます。
着物の上に羽織物を着るという手段が、一般的な防寒対策として知られています。
羽織を着こむことによって、主に上半身の体温を着物の外へ逃がさないようにする効果を得ることが期待できます。
また、洋服では柄のある服を何枚も重ね着してしまうと、派手に思われてしまうことがありますが、和服である着物の場合は、柄付きの布を重ね着することによって、一層雅な雰囲気を作ることができるので、おしゃれの観点から考えても重ね着は有効であるといえます。
今回は、冬の京都で着物レンタルを利用した観光を検討している人に向けて、注意しておきたい寒さ対策についてご紹介しました。
冬の京都観光を快適なものにするためだけではなく、観光後に寒さが原因で体調を崩すなどといったアクシデントを防ぐためにも、防寒対策を怠らないように気を付けていただければ幸いです。